「若年期認知症の人と家族支援について」を聴いて

昨日は、「認知症の人と家族の会 神奈川支部」主催の講演、

 

『若年期認知症の人と家族支援について』

 講師:片山禎夫先生

 (国立病院機構 広島西医療センター 臨床研究部長・認知機能疾患科医長)

 

を聴いてまいりました。

その中でとても良いお話を聴きました。

 

被害妄想がある男性Aさんは、いつもお世話をしてくれている次男の嫁が

 

自分の財布を盗ったと思って、毎晩次男の嫁に電話をかけては、

 

「自分の財布を持って帰っただろう」と訴えていたそうです。

 

困った次男の嫁は、男性Aさんを伴って片山先生のところに診察に来ました。

 

片山先生は「こんなに素敵な女性と一緒に病院に来れるなんて、あなたは幸せですね」

 

と話した上で、男性Aさんに次男の嫁に何かプレゼントをしてあげる事を勧め、

 

たまたまその時次男の嫁が腕時計をしていなかったので、腕時計を買ってあげることを

 

勧めたそうです。

 

その後その通りにした男性Aさんは、プレゼントをしてあげだ事で、次男の嫁や

 

家族からすごく喜ばれ、感謝され、それ以来被害妄想はなくなり、

 

今度は次男の嫁に電話をして、「今までありがとう」と伝えるようになったそうです。

 

 

このように家族の皆から笑顔で感謝されることにより、自分に自信と誇りがもて、

 

認知症の症状がやわらいでくるということでした。

 

また、旅行にいった風景など心に残る情動記憶は、憶えやすく、そして長く憶えられ、

 

気持ちが安心していると、憶えていられます。

 

その逆で、緊張していたり、他の事を考えていると、出来る事もできなかったり、

 

思い出せなくなってしまいます。

 

自分が忘れてしまうこと、忘れてしまうことで味わう恥ずかしかった思いや、

 

こわさ、人から注意されることによる不信感などはしっかりと記憶されていて、

 

さらに不安・ストレスになってしまいます。

 

なので、出来ない事に目をむけていくのではなく、

 

出来ること、楽しいこと、嬉しいことを、一緒に行動して感じてもらうことが

 

大事で、そんなことが、オハナデイサービスでも出来ていければ、

 

と思いました。

 

自身と誇りを取り戻せるよう、

 

今日も一緒に笑顔で、「オハナに来て下さってありがとうございます!」

 

と感謝していきたいと思います。

 

                                                                                  柴田yas

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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